『マクロ経済学と経済制度』

（共著者）馬場義久、若田部昌澄、田中秀臣、荒木一法、黄巍、岩本光一郎、鈴木久美、得田雅章、松田慎一、于洋、北村能寛、秋葉弘哉、中田勇人、佐藤綾野、青柳龍司

マクロ経済に対する政策目的が与えられた場合に、それを実現するうえでどのような経済制度が最適かという「制度のデザイン」をめぐる問題領域、ある経済制度が、企業や消費者など各経済主体の行動に如何なるインパクトを与え、さらに一国のマクロ経済、ひいてはヒト・モノ・カネの移動を通じて世界経済にどのような影響を与えるかという「制度の効果」をめぐる課題、そして現行制度のどこを、どの程度、どのようなテンポで改善していくべきかという「制度改革」の課題を踏まえた、マクロ経済学と経済制度に関する共同研究の成果である。

179～197

早稲田大学出版部