「為替レート制度選択の議論と東アジア諸国の特徴」
平成28年3月31日. Alesina and Wagner (2006)の議論について、Fear of peggingとFear of floatingの行動が強まる場合、アナウンスは同じままで現実の為替レート政策が変更になるときと、現実の政策に変化はないが、アナウンスが変更になるときがあることを指摘したものである。また、この議論を補うものとして、東アジア諸国の為替レート制度選択に関するデータを概観し、最近の傾向が新たな分析を必要としていることを指摘している。
二松学舎大学東アジア学術総合研究所集刊
第46集
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