論文

基本情報

氏名 伊藤 晋太郎
氏名(カナ) イトウ シンタロウ
氏名(英語) Ito Shintaro
所属 大学 文学部 国際日本中国学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

怨霊と善神のはざま――『三国志演義』における関羽の「顕聖」――

単著・共著の別

単著

著者

担当区分

概要

『三国志演義』(以下、『演義』)において関羽は死後に「顕聖」して「頓悟」したにもかかわらず、直後に呂蒙・曹操に祟るという矛盾が見られる。本稿では、関帝信仰の文脈や『演義』の成立史を踏まえてこの矛盾をどう理解したらいいのか考える。怨霊として語り伝えられた段階での関羽像、宋代以降に善神になっていった段階での関羽/関帝像を、それぞれそれが分かる伝説によって確認し、その後で元末明初に成立したとされる『演義』に見られる矛盾をどう理解したらいいのかについて、二つの点から検討した。

発表雑誌等の名称

二松学舎大学 東アジア学術総合研究所集刊

出版者

二松学舎大学東アジア学術総合研究所

54

開始ページ

1

終了ページ

19

発行又は発表の年月

2024/03

査読の有無

招待の有無

記述言語

掲載種別

研究論文(大学,研究機関等紀要)

国際・国内誌

国内誌

国際共著

ISSN

eISSN

ISBN

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