「文学にみる障害者像 小島信夫著『吃音学院』―〈矯正〉と〈強制〉のリハビリテーション」
小島信夫の『吃音学院』に見られる「吃音」という「障害」の描かれ方について解説した。障害の〈矯正〉は自身が障害者であるという自己認識の〈強制〉でもあり、それは健康者との〈共生〉を目指して行なわれる点に就いて指摘した。
ノーマライゼーション――障害者の福祉
財団法人日本障害者リハビリテーション協会
第26巻
第11号