「「きらめく破片」たち」
ドキュメンタリー映画「破片のきらめき」(2008年、フランス・ブズール国際映画祭最優秀作品賞)を引き合いに、現代社会への問題について綴ったエッセイ。閉塞的な社会のなかでは、ともすると絶大なカリスマが求められるが、しかし、身の周りにいる地味な努力家たちの「破片のようなきらめき」を大切にすることが重要なのではないかと問題提起した。
新潮
新潮社
平成24年7月号