「隔離の中の〈大東亜〉―ハンセン病患者の戦争詩」
アジア・太平洋戦争中にハンセン病患者によって書かれた戦争詩を採り上げた。〈国家奉仕〉こそ最大の〈美徳〉とされた当時、厳格に隔離されていた患者たちは、いかに自己の存在意義を模索したのかについて考察した。
東京大学国文学論集
東京大学文学部国文学研究室
2号
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