『西洋へのまなざし/日本へのまなざし:日欧文化関係史への招待』
足立元
「第5章日本美術史における西洋化」および「第10章イギリス思想と日本近代美術」を担当。本書は、日本の近代化をめぐる教科書であり、かつ論文集でもある。拙著「第5章」は、概説として日本近代美術史を論じつつ、現代に至る射程を論じた。拙著「第10章」は、一般にフランス美術が日本近代美術に影響を与えたとされているが、実は、スペンサー、ラスキン、モリス、カーペンターを取り上げ、イギリスの思想家たちの影響も重要であることを論じた。
「第5章日本美術史における西洋化」および「第10章イギリス思想と日本近代美術」
47-62, 209-241