経験水準による身体症状認知の違い―受診傾向、重大性の認知、頻度の認知、不快感について
大学生の被験者について頭痛などの身体症状の認知が症状経験の頻度とどのような関係にあるか、ということについて検討した。その結果、高頻度で症状を経験する群は、重大性認知と受診傾向に関連が認められるのに対し、低頻度で症状を経験する群は、不快感と受診傾向が関連していることが示唆された。
日本心理学会第66回大会発表論文集