論文

基本情報

氏名 小山 聡子
氏名(カナ) コヤマ サトコ
氏名(英語) Koyama Satoko
所属 大学 文学部 歴史文化学科
職名 教授
researchmap研究者コード 1000312851
researchmap機関 二松学舎大学

題名

「『病草紙』制作と後白河法皇の思想」

単著・共著の別

単著

著者

担当区分

概要

『病草紙』の中の「鼻黒親子」の絵に着目した。本稿では、「鼻黒親子」は、基底細胞癌であることを明らかにした。基底細胞癌は、平安時代においては、貴族ではなく庶民がかかる可能性があった病気だったと考えられる。庶民と仏罰の関係を示すために、「鼻黒親子」の絵は大変効果的であったということを指摘した。先行研究では、宗教的意味合いを持つ絵画や彫像は、とかく切実な信仰心のもとに制作されたと考えられがちである。たとえば六道絵については、「六道絵の制作→厭離穢土→欣求浄土」という図式で捉えられがちである。しかし、貴族たちは、

発表雑誌等の名称

『日本医史学雑誌』

出版者

日本医史学会

第51巻

4号

開始ページ

593

終了ページ

614

発行又は発表の年月

2005/12

査読の有無

有り

招待の有無

記述言語

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

国際・国内誌

国内誌

国際共著

ISSN

eISSN

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