講演・口頭発表等

基本情報

氏名 迫田  幸栄
氏名(カナ) サコダ サチエ
氏名(英語) Sakoda Sachie
所属 文学部 国文学科
職名 教授
researchmap研究者コード R000029825
researchmap機関 二松学舎大学

タイトル

連体形をとる「してある」をめぐって-終止形と比較して-

講演者

会議名

全国大学国語国文学会第114回大会(冬季)

発表年月日

2016/12

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

招待の有無

記述言語

国・地域

会議区分

国際共著

会議種別

その他

主催者

開催地

大阪樟蔭女子大学

URL

形式

無償ダウンロード

概要

終止形と連体形をとるそれぞれの「してある」の前にくる名調の格標示の分布は相当な異なりがある。終止形の使用において、「机にコップがおいてある。」のような文構造をもつ文がもっとも多く、一方で、連体形のばあい、「コップをおいてある+机」のような構造をもつ使用例がもっとも多い。このことから、終止形よりも連体形の「してある」の使用に「他動性・はたらきかけ性」が残っていると考えられる。